しかしブリアトーレは今年の4月、SF71Hはメルセデスに対抗できるだけのものになったとし、イタリアのラジオ局Raiに対して以下のように述べていた。
「フェラーリのマシンは以前のものより良くなっている。メルセデスと対等になったと言えるだろう」
フェラーリが2019年のコンストラクターズタイトル獲得を望むのであれば、組織の改革が必要であるともブリアトーレは言う。特に、彼はキミ・ライコネンを放出すべきたとの考えを持っている。
また現在ザウバーから出場しているフェラーリのジュニアドライバー、シャルル・ルクレールには、一流チームのマシンを与えた場合に何ができるのかを証明させてやるべきだとも話す。
「キミ・ライコネンを放出し、ルクレールを後任にすればいい。でなければ、コンストラクターズ選手権で勝つことはできないだろう。それだけのリスクを負えば、フェラーリも再度、戦いに参加することができるようになる」とブリアトーレは率直な意見を語った。