普段は雨や不安定なコンディションを得意とするフェルスタッペンだが、ドイツGPではそれを利用して上位に浮上することができなかった。難しいコンディションのなか、インターミディエイトタイヤに履き替えるという決断をしたが、そのギャンブルが外れてしまったのだ。
「僕たちの思うようにはいかなかった」とそれでも4位でフィニッシュしたフェルスタッペンは語った。
「いつもなら雨が降らないかなと思うけど、今回は雨が有利に働かなかった。4位が最良の順位だった」
「雨は激しくなり始めて、ターン8から10にかけて広がっていた。『このままだと、第3セクターにも雨が来るぞ』と思った」
「残念ながらそうはならなかった。だから(ドライタイヤに戻すために)またピットに戻らなければならなかった。賭けに出たけど、うまくいかなかったね」
