ハートレーがその前にエンジンを交換したのは、第9戦オーストリアGP。ただ、これもトラブルがあったことが理由ではなく、予選が19番手に終わったことによる戦略的な交換だった。

 ガスリーに関しても、最近エンジンを交換したのは第11戦ドイツGPの予選後で、その前は第7戦カナダGPの予選後に新スペックを入れている。つまり、ガスリーの4基目のエンジンは4戦分以下しか使用しないで、ドイツGPから5基目に交換された。

 またハートレーはカナダGPからオーストリアGPの3戦分以下で4基目から5基目に交換された後、5基目が次のイギリスGPのクラッシュで6基目に交換されていた。

 つまり、ホンダのスペック2エンジンは今シーズンはまだ4戦以上を連続して使用していなかった。そのスペック2をホンダは2台にドイツGP、ハンガリーGP、ベルギーGP、イタリアGP、シンガポールGPの5戦で使用。しかも、まったくトラブルを起こさなかった。

 この5戦にはハンガリーGPやシンガポールGPというエンジンの全開率が低いグランプリもあるが、同時にベルギーGPやイタリアGPという21戦中、最も全開率が高い2つのグランプリだけでなく、比較的エンジンへの負荷が高いドイツGPもあったことを考えると、この5戦を1基のエンジンで走りきったことは大きな収穫だった。

 そして、PUの信頼性があって、マシンがトラブルに見舞われることなく、走り込めたおかげで、トロロッソ・ホンダというパッケージとしての課題がシンガポールGPで露呈したのである。これが4つ目の収穫だった。

 これらの収穫をぜひ、ポイント獲得に生かしてほしい。

辛口コラムはF1速報WEBで掲載中
トロロッソ・ホンダ辛口コラム シンガポールGP編:進まぬ車体の開発に足を引っ張られるホンダF1

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