このようなタフなコンディション下、高負荷のコーナーと大きなダウンフォース荷重によって、デグラデーションのレベルは必然的に高くなり、タイヤ表面のオーバーヒートでグリップは低くなります。現時点で、今週末用に選択されているP Zeroオレンジ・ハードとP Zeroホワイト・ミディアム間の性能差は、ラップあたり約0.9〜1.0秒です。

気温は、路面コンディション同様に厳しく、高い湿度を伴いながら36°Cまで上昇しました。必然的に恒常的な雨のリスクが存在する中、明日は雨が降る可能性があります。今年は、昨年よりも決勝のスタート時間が早くなっていることからも、ウェットレースの可能性が高くなっています。決勝時の路面温度は、昨年よりも高くなることが予測されています。

メルセデスが本日の両フリー走行セッションで最速タイムを記録しました。FP1ではニコ・ロズベルグが、FP2ではルイス・ハミルトンが、それぞれ昨年よりも速いセッション最速タイムを記録しました。

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター
ポール・ヘンベリーのコメント:
「もし今日のようなコンディションが日曜まで続くようであれば、おそらくシーズン中で最も暑いコンディション下でのレースとなり、タイヤにとってはまさしく試練となるでしょう。ドライバーたちが左フロントタイヤを最もケアしなければいけないマレーシアでは、ミディアムコンパウンドの方がハードタイヤよりも若干厳しいかもしれません。そんな中でも、現時点でブリスターは発生しておらず、0.9〜1.0秒ほどの両コンパウンド間のタイム差は、戦略の選択肢を広げるはずです。しかし、天候のせいで予測不可能なレースとなるマレーシアでは、何が起こるか予断を許しません」

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