一方、3年連続のポールを狙ったチームメイトのニコ・ロズベルグは、「レースセットを意識し過ぎてリズムを失った」と語ったとおり、最後のアタックでも1分32秒台に入れることができず。逆に、終盤に向けて徐々にプッシュできたと語ったセバスチャン・ベッテルがロズベルグをコンマ2秒上回り、優勝したマレーシアに続くフロントロウ2番手に食い込んだ。

 4番手はキミ・ライコネン。ウイリアムズが再び5、6番手につけ、レッドブルのリカルドが7番手、以下ニコ・ヒュルケンベルグ、カルロス・サインツJr.、ロマン・グロージャンというトップ10となった。

 なお、予選最初のQ1では、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソが9番手タイムをマークし、今季初のQ2に進出。そのQ2では健闘及ばず14番手に終わったものの、Q3進出の10番手までコンマ4秒差に迫るなど、チームにとって励みとなる結果を残した。

 ただ、ジェンソン・バトンは今週末3度目となるトラブルに見舞われ、タイムを刻む前にコース上でストップ。無念の最下位に沈んでいる。

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