一方、チームメイトのセバスチャン・ベッテルは予選最初のQ1でMGU-Hのトラブルが発生。終盤になんとかタイム計測にこぎ着けたが、Q2進出ラインの15番手にはあと一歩届かず、まさかのQ1敗退。同じくパワーユニット関連のトラブルに見舞われたウイリアムズのフェリペ・マッサもベッテル同様、早々とノックアウトされている。
そのマッサのチームメイト、ボッタスは4番手。今週末好調のロマン・グロージャンとパストール・マルドナドのロータス勢が5、6番手で続き、フォース・インディアとレッドブルの4台が残るトップ10を形成した。
マクラーレン・ホンダは、午前中のトラブルを克服したフェルナンド・アロンソがQ2に進出し14番手を確保したが、FP3終盤にコース上でストップしたジェンソン・バトンはERSのトラブルにより予選出走を断念することに。
ただ、トロロッソのマックス・フェルスタッペンが5基目のパワーユニット交換と前戦モナコのペナルティで15グリッド降格となるため、最下位スタートは免れている。
