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F1 ニュース

投稿日: 2019.08.08 17:16
更新日: 2019.08.08 17:17

ボッタス、ハンガリーGPは対ハミルトンの戦い方を考え直すきっかけに。「次は違う考え方をする」

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F1 | ボッタス、ハンガリーGPは対ハミルトンの戦い方を考え直すきっかけに。「次は違う考え方をする」

 メルセデスのバルテリ・ボッタスは、チームメイトのルイス・ハミルトンといかにコース上でバトルをするかについて、考え直す時が来ていると認めている。

 F1第12戦ハンガリーGPの予選で、ボッタスはフロントロウを獲得した。しかしボッタスは最初の3コーナーにおけるハミルトンとのホイール・トゥ・ホイールの争いに負けて動きが取れなくなり、ハミルトンに衝突するリスクを避けてワイドに走行した。

「どうしようもなかったんだ」とボッタスは今週語った。

「もう一度、僕が負けた時と似たような状況になったら、次は違う考え方をするだろう。でも僕たちは今もお互いを尊重しているし、限界をわきまえている」

「たとえ他のドライバーをコース外に押し出さなくても、レースは良いものになるはずだ。うまく公正に、かつ激しく戦えば、良い関係でいることはできる」

「僕たちはチームとしてここにいる。ポイントを最大限獲得したいし、そうした面で妥協したくない」

 ボッタスはワイドに走った後、フェラーリのシャルル・ルクレールと接触したためにフロントウイングを損傷し、それ以降はトップグループの戦いから脱落することになった。

「結果として早くピットストップをしなければならず、そのせいで僕は(レースについて)妥協しなければいけなかった」

「トラフィックのなかに入ってしまい、大きなタイムロスをしたんだ。できることはすべて試したが、オーバーテイクはとても難しかった」

「いくらかポイントは獲得したけれど、何が起きたのかを分析して、そこから学ぶつもりだ」

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウォルフは、レース展開についてのボッタスの失望をともに味わう一方で、ふたりのドライバーが序盤の対決に分別をもって対処したことを喜んだ。特にウォルフは、ハミルトン/ロズベルグ時代のように、彼らが互いを押し出すようなことをしなかったことに安堵した。

 すでに先月の第9戦オーストリアGPで、ウォルフはそうした状況についての彼の考えを明確にしていた。マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)の激しい競り合いを目撃したウォルフは、「チーム内のバトルではこの種の場面は見たくないものだ」と語った。

「バルテリとルイスは、コース内外で互いを尊敬しあっている。互いにどのようにレースをすればいいのか、彼らは分かっていると確信している」

■スチュワードが容認しても、メルセデスF1では許されないケース


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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