そんな中、トップ3に大きく引き離されたとはいえ、アルボンは自己ベストの4位入賞を射止めました。
福住仁嶺くんと遊んでる時は、まだF2時代のような無邪気さをのぞかせますが、こういうプレス対応になるとだんだん貫録が出てきた気がします。
一方の福住くんも、日本GPの週末はいろんな意味で刺激になったようです。かつてのチームメイトであるアレクサンダー・アルボン、ルクレール、ジョージ・ラッセルがF1で活躍し、現在のチームメイトである山本尚貴選手もF1デビューを果たした。本人も来年以降どうすべきか、考えてるはずです。
この週末のパドックでは、旧知のF1関係者と積極的に話してましたしね。フェラーリアカデミーの人とも親しそうだったのは、ちょっと意外!
山本選手はスタート直前のグリッドで、クリスチャン・ホーナー代表と談笑。
「今後の打ち合わせ?」と訊いたら、「いやいや、単なる挨拶です」と言ってましたが。
チェッカー後のメインストレート。モンツァの「乱入」「やりたい放題」に比べるとずいぶん静かでしたが、でもお客さんたちの楽しんでる感は十分に伝わってきました。
ホンダ勢4台が存在感を見せられなかったのはちょっと残念でしたけど、お客さんはずいぶん増えてたし、来年に期待ですね。
システムトラブルで「チェッカーフラッグ」が二度も表示されるという、前代未聞のレースでもありました。
もし最終周でルイス・ハミルトンがセバスチャン・ベッテルを抜いてたら、どんな対処をしてたんでしょうね・・。