☆☆☆ ダニエル・リカルド
 グリッド4番手からポジションダウンのレースは珍しい。スタートで前方のハミルトンが加速せず、それを回避するロスが響いた。もう一つ、鈴鹿で彼のルノーパワーユニットはマイレージ限界に近く、若干ハンデになったと思われる。

☆☆☆ キミ・ライコネン
 彼の好不調バロメーターは「ファンサービス度」で測れる。今年鈴鹿ではけっこうサインに応じていた。予選3位のアタックランでは正確なリズムを全域でキープ。それだけにギヤボックス交換ペナルティが痛かった。結果論になるけれど3番手からならば、ハミルトン失速で2位に躍り出て、ロズベルグをマッチレースで脅かせただろう……。

☆☆☆ フェルナンド・アロンソ
 2年目マクラーレン・ホンダ、フェルナンドはアイルトンになれなかった。頼みの雨が落ちてこなかった。土曜FP3、まだコースが濡れている時点で1分36秒台は彼ならではの匠の技(!)。8列目スタートから時には芝生へ、ターマックヘ、なんとか抜こうとする猛攻劇に喝采のスタンド。

☆☆☆☆ セバスチャン・ベッテル
 戦略失敗論が言われたフェラーリ、ハードで引っ張り最終スティントをソフトに託した。個人的にはそれしか打つ手がなかったと思う。ハミルトンと同じ戦法をとったらかなわないのは見え見え、ならばソフトに賭けて敵を揺さぶる、ミスを誘おう……。しかし今年初めての最速ラップも実らず4位、鈴鹿連続表彰台途切れる。

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