リカルドは、バトルの興奮の最中はフラストレーションを感じやすい状態であることは認めたが、ドライバーはチームの無線での発言をもっとコントロールするべきだと述べた。

「(バトルで)興奮しているときはいろいろあるけれど、多少は寛大にならないとね」と彼は言った。

「そういうときに無線のボタンを押して言いたいことを言ってしまうのは簡単だが、その内容が放送されることもある」

「僕だって実際話していることの倍は話したいことがある。だけど我慢してじっと待つようにしている。まずはひと言ふた言、自分に話してから、無線のボタンを押すようにしている」

「衝動的に無線のボタンを押してうっかり言いたいことをぶちまけてしまいそうなら、少し気をつけるべきだと思う」

「なにもあえて悪態をついてそれを放送される必要はない。ヘルメットの中で悪態をついて、自分の心に話しかければ、すぐに落ち着けるものさ」

 ベッテルはホワイティングに対して暴言を吐いた件について、FIAに対して謝罪文を送り、FIAはこれを受け入れてペナルティを科さないことを決めた。

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