2021年F1ハンガリーGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは1番手、バルテリ・ボッタスは2番手だった。ふたりとも決勝をミディアムタイヤでスタートする。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン
FP3 1番手(1分16秒826/20周)
予選 1番手(Q1=2番手1分16秒424:Q2=6番手1分16秒553:Q3=1番手1分15秒419)
驚くような予選ラップだった。バルテリを含め、今週末の皆のチームワークは最高だ。
マシンを改善し、常に発展させるために、努力し続けている。ファクトリーの皆は全力で仕事に取り組み、あらゆる手段を講じている。全員が一致団結し、互いに励まし合い、努力している姿を見るのは感動的だ。皆の素晴らしいサポートに感謝したい。
スタートからターン1までは、ソフトタイヤでは5メートル分ぐらいのアドバンテージがある。ターン1までは長いから、明日はエキサイティングなレースになるだろう。後ろのドライバーたちが全員ソフトタイヤなのは意外だね。
チームでフロントロウを独占できて、とてもうれしい。久しぶりに達成できたので、ファクトリーの皆への感謝の気持ちでいっぱいだ。
(記者会見で、Q3最後のランのアウトラップを故意に遅く走って、後ろのレッドブル勢のウォームアップを妨げようとしたのかと聞かれ)ばかばかしい。あの時は全員がゆっくり走っていた。僕がもっと速く走れたと思うの? そうしたら(前を走っていた)バルテリに近づきすぎてしまう。
全員がアウトラップをゆっくりと走っていた。他の時と何の違いもない。戦略なんてものは一切使っていないし、僕には駆け引きなんて必要ない。走るためにやるべきことは分かっているし、十分速い。戦略を用いる必要なんてないんだ。そんな発言をする人たちは、僕たちの仕事について何も分かっていない。
(予選直後、ファンの一部からブーイングされたことについて)ブーイングを受けてこれほどいい気分になったことはない。むしろ刺激になる。だから気にしないよ。