▼ホンダと決別後のマクラーレンのイタリアGP予選成績
・2018年(ルノー)
13位(アロンソ)、20位(バンドーン)
・2019年(ルノー)
7位(カルロス・サインツJr.)、14位(ノリス)
・2020年(ルノー)
3位(サインツJr.)、6位(ノリス)
ホンダのスタッフは常々「いまのホンダがあるのは、マクラーレン時代にさまざまな経験をしたことが役立っている」と語る。
そのホンダとかつてパートナーを組んだマクラーレンの今井弘ダイレクターレースエンジニアリングもまた、「やっぱりあの時代にいろいろ勉強させてもらったことが効いてると思います」とホンダとの3年間が無駄ではなかったと語る。
フェルスタッペンのタイヤ交換作業でミスがなければ、今年のイタリアGPはリカルド対フェルスタッペンの戦いになっていただろう。そうなっていれば、今年のイタリアGPもホンダ対マクラーレンの2年連続の優勝争いが見られるはずだった。
それを見られなかったことは残念だが、ホンダとマクラーレンが頂点を目指して戦った今年のイタリアGPは、ホンダにとってもマクラーレンにとっても、さまざまな思いが交差した特別な一戦になったに違いない。
■辛口コラムはF1速報WEBで掲載中
ホンダF1辛口コラム:オランダの好走から一転、かみ合わないピットストップがリタイアの原因に