「最後のアタックのバックストレートで少しタイムを落としてしまったようだ。そこは調べなければならない」と予選後のインタビューで語ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)。ホンダの田辺豊治F1テクニカルディレクターによれば、「路面コンディションが変化する予選のなかで、ドライバーの乗り方がどんどん変わったためではないかと思います」と語った。
回生システムで充電したエネルギーをどこでどう使うかは、アクセルの全開率によって大きく変わる。この日の予選はウエットパッチが残りながらも、全車ドライタイヤでコースインし、その後もドライタイヤでアタックし続けたため、路面の改善が通常のドライコンディションよりも大きかった。