●またもトラフィックパラダイス/予選の様子

 予選。レコードラインはドライになるも濡れた箇所も混在するダンプコンディション。さらにセッション中盤から雨が予想されたことで、ソフトタイヤで早々にタイムを出したいと目論む全チームが、セッションスタート前から一斉にピットロードへ。

 さらに前走車との間隔を取るためにコースインを遅らせたことで後続は大渋滞。トラフィックパラダイスが発生した。

 滑りやすい路面をドライタイヤで走行するのは至難の技。コースアウトやスピンが散見され、技巧派のカルロス・サインツJr.(フェラーリ)をもってしてもスムーズなアタックができない。

 Q1で輝きを見せたのがハースのミック・シューマッハーだ。滑りやすい路面状況に加えピーキーなマシンを見事に操り実力でQ2進出。無線ではピー音で喜びを表現。

 予選後はクルーひとりひとりに声をかけ喜びを分かち合い、絆を深めた。リタイアした時でも献身的な姿勢を貫いており、父ミハエルのDNAを感じさせるものだ。

 Q3進出が当たり前となってきたミスターサタデーことウイリアムズのジョージ・ラッセル。Q2でのラストアタックでQ3進出を確実にしようとするも最終コーナーで痛恨のオーバーシュート。本人も手応えがあっただけに憤りを隠せない。

 下馬評どおりの速さを見せつけたメルセデス。ルイス・ハミルトンは11番グリッドから果たしてどこまで順位をあげられるのか。

 角田は久しぶりのQ3進出で10番手タイムをマーク。ハミルトンのグリッド降格により9番手発進となり、入賞に向けてひた走る。

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円