──フェラーリはまた戦略で後手を踏みました。
山本氏:あれじゃ、シャルル・ルクレール(フェラーリ)がかわいそう。サインツの後ろで待たされた2回目のピットストップは、さすがにあってはならない戦略。あれでレッドブルは1-3体制を築くことができました。
──でもレッドブルがミスをしないだけでなく、プレッシャーをかけてくるからフェラーリもミスを犯したんでしょうね。
山本氏:そうですね。レッドブルは本当に強いチームです。
──アルファタウリも今日は戦略がうまく行かなかったように思います。
山本氏:ちょっとレースをコントロールできていなかったように思います。
──角田裕毅選手もウエットタイヤから早めにインターミディエイトタイヤに交換したチームの戦略には納得いっていなかったようです。
山本氏:あれはドライバーが怒る。だって、モナコは抜けないのに、わざわざ自分たちで後ろに下がったんだから。角田くんがかわいそう。クルマは悪くなかったんだから、戦略をもう一度見つめ直して、ドライバーも含めてチーム内でコミュケーションをしっかりととって今後のレースに臨んでほしいと思います。
