●デブリじゃないよ、デ・フリースだよ/金曜日の様子

 メキシコGPのFP1でも多くのチームが若手ドライバーを採用した。アルピーヌではジャック・ドゥーハンが出走、オコンは神妙な面持ちでドゥーハンの様子を見守った。

 来季アルファタウリ入りが確定しているニック・デ・フリースはメルセデスで最後の大仕事。交代したジョージ・ラッセルも熱視線を送る。

 レッドブル育成ドライバーであるリアム・ローソンにマシンを託した角田はサインガードから走りをチェック。ジュニアドライバーの多いレッドブル特有の緊張感がある。

 フェラーリのカルロス・サインツはFP1走行中、後方からデ・フリースが接近していることを無線で告げられると「デブリが後ろについてる?」と聞き間違い。デ・フリースだ。

 高地とあってブレーキの温まりに難を訴えるドライバーが多かったFP1で、ローソンはブレーキが効かずマシンを降り、その後ブレーキから出火してしまう。事なきを得たが、微妙な印象が残ってしまった。

 セルジオ・ペレスの父、アントニオ氏も応援に駆けつけファンと一緒に声援を送る。ナイスガイの父親もやっぱりナイスガイで、白い歯がこぼれるとは、こういう時に使うと言わんばかりの一枚だ。

 そして真打ち、地元の英雄ペレスが凱旋だ。コースインラップではエキゾーストノートをかき消す大声援に包まれる。

 また直前にはペレスファンの子供と笑顔でツーショット。どんな時でも紳士的な対応をするペレスはスポーツマンのお手本で、お互いに忘れられない思い出がまたひとつできた。

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