FIA会長のモハメド・ビン・スライエムは、FIAをドライバーの個人的な信念を表明する場として使うことは、スポーツから逸脱してしまうためできないと述べている。
先月、FIAは国際スポーツ法典を改正し、FIAによる事前の承認なしにドライバーが「政治的、宗教的、個人的声明」を表明または掲示することを禁じる条項を追加した。FIAによるこの決定は、数年間にわたりF1において政治や環境に関する活動が行われたことを受けてのことだ。ルイス・ハミルトンやセバスチャン・ベッテルらは、レースデーに社会的不公平や不平等、また、環境変化の問題について非難を表明することがしばしばあった。