2月3日のレッドブルの新車発表会で、2026年からフォードがレッドブル・パワートレインズと組んでF1に復帰することが明らかになった。レッドブルらしい高いエンターテイメント性で会場は盛り上がっていたようだが、現実は発表会で見られた関係者の満面の笑顔ほど楽観的ではない。

 それはレッドブルとフォードとの交渉期間の短さだ。レッドブルが自社製パワーユニット開発・製造を目指してレッドブル・パワートレインズを立ち上げたのは、2021年2月に設立。しかし、それは事務的なもので、レッドブル・パワートレインズのファクトリーが完成したのは2022年に入ってからだ。その時点でレッドブルが2026年以降のパートナーとして交渉していたのがポルシェだった。

 交渉はうまく行くと考えられたが、ポルシェがパワーユニット開発・製造のパートナーではだけでなく、レッドブルの株式を取得してチーム運営にも乗り出そうとしていることにレッドブル側が難色を示して、交渉は破談した。それが2022年の夏だった。

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