スクーデリア・アルファタウリが、3月1日、声明を発表、レッドブル社がチームの売却を否定したことを明らかにした。本社経営陣がアルファタウリの運営について見直すなかで売却も視野に入れているという報道がなされたが、これを打ち消した形だ。
2月25日、ドイツの『Auto Motor und Sport』が、レッドブル社の新経営陣は、現状では採算が取れないとして、アルファタウリのファクトリーをイタリアから、姉妹チームであるレッドブル・レーシングのファクトリーがあるイギリスに移すか、アルファタウリF1チームを手放すか、どちらかの策を取ることを考えていると報じた。アルファタウリは2022年にコンストラクターズ選手権9位に沈み、F1から得る分配金が下がる。チームの成績が振るわないこと、レッドブル・レーシングとの関係において十分な効率化がなされていないことが、問題視されているという。