フェラーリF1のチーム代表であるフレデリック・バスールは、チームがレッドブルに対抗できるようになるには、SF-23のセットアップ作業を行うだけだと「完全に確信した」という。
開幕戦バーレーンGPで接戦となった予選では、シャルル・ルクレールがマックス・フェルスタッペンに0.292秒のところまで迫っており、フェラーリはレースでレッドブルと戦えるチャンスを秘めていた。しかし日曜日、フェルスタッペンに対抗するためのルクレールの努力は無駄になってしまった。フェルスタッペンは他を寄せ付けず、一方のルクレールはエンジントラブルに屈することになり、チームメイトのカルロス・サインツもレースでは歯が立たなかった。