不具合はすでに前日のフィルミングデーでわかっていたという。ある程度の対策は施したが、時間的に完全なものではなく、トラブル発生はある程度覚悟していたということだった。

「決して深刻な問題ではありません。ただ届きにくい場所にあり、修理のためにはエンジンを切り離さないといけない。新車に新パワーユニットの組み合わせなので、通常なら2時間程度で住む交換作業が、かなり長くかかってしまいました」

 パワーユニットごと交換を終え、午後4時過ぎにテストを再開してからは、順調に走行を続けることができた。とはいえ7時間もロスしたツケは大きく、アロンソはわずか29周の周回で10番手タイムに終わった。

 それにしても今回のトラブルを巡っては、マクラーレン側の対応に大いに疑問を感じた。実走テストでいきなりトラブルを出したことは、確かにホンダに非がある。

ブーリエの会見での発言は疑問の残るものだった
ブーリエの会見での発言は疑問の残るものだった

 しかし、ブーリエが会見した時点では、すでに原因と対策の見通しは把握していたはずである。ところが彼はその情報を積極的に開示せず、そのためヨーロッパのメディアはいまだに、パワーユニット本体に由来する深刻なトラブルと捉えている。

 事態は翌日になっても改善されていないようで、「パワーユニットの根本的な問題である可能性がある」という報道が散見された。ブーリエはともすれば、ホンダ批判を放置する傾向がある。マクラーレンに任せるだけでなく、ホンダがより積極的に情報発信する必要があるのではないだろうか。

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