F1日本GPのトロフィーは、タイトルスポンサーのレノボが、イタリアのデザイン会社ピニンファリーナと提携して特別に製作した、世界初の、キスで起動する画期的な仕組みを備えたものだった。
F1マシンのエアインテークをモチーフにした形状のこのトロフィーには、受け取ったドライバーと対話するインテリジェント技術が組み込まれた。ドライバーがキスをすると、トロフィーにそのドライバーの国旗を表すカラーが映し出されるという機能だ。『Kiss Me(キスして)』スポットにドライバーがキスをすると、タッチセンサー式のマイクロスイッチが起動し、トロフィーのライトがそのドライバーの国旗のカラーに光るものだった。