被害はカメラマンにも及びます。混乱の中で脚立から落っこちたカメラマンの機材がお陀仏です。修理代は掛かってしまいますが、誰も怪我をしなかったのが不幸中の幸いでしょうか。


グリッドに向けて車両がコースインしてきました。が、これがまた遅い。バッテリーの消費を最小限にしたいのは理解できますが、女々しいぐらい遅いです。自転車で併走できるんじゃないでしょうか。


決勝レーススタートです。スタート1分前ボードが提示されてから、いきなりグリーンフラッグになった気もしますが、ここからカオスの始まりです。


因縁の対決、ルーカス・ディ・グラッシさんとセバスチャン・ブエミさんです。ぶつけ合いながら血みどろのバトルを繰り広げます。結果は引き分けです(18位と12位)。


レース終盤、1コーナを湧かせたのはマヒンドラ レーシングのフェリックス・ローゼンクビストさん。フルロックでオーバーテイクを連発します。


バージン レーシングのサム・バードさんが勝って表彰式です。ところが、赤いタバードを着たオフィシャルカメラマンたちに囲まれ、まったく姿が見えません。テレビの生中継や自分たちのプロモーションが大事なのも分かりますが、もう少し、他のメディアに向けてなんとかならないもんでしょうかね。あまりの自分たち優先に、いい加減にしろよ! と石でも(大きめの)投げてやりたくなります。


噴飯やる方ない思いでメディアセンターに帰って来ると、記者会見が始まりました。真ん中に勝ったサム・バードさん。隣にポールポジションからスタートし2位で終わったジャン・エリック・ベルニュさんが座ります。ふたりのバトルを聞かれてのリアクションだと思いますが、勝ったサム・バードさんの笑顔が素敵なのはもちろんのこと、「クリーンバトルをした結果、勝てなかったけど楽しかったぜ」的なベルニュさんの爽やかな笑顔に嫌な気持ちも吹っ飛びます。


明日はいよいよ最終日。可夢偉さんの活躍、コース上でのガチンコバトルを期待しつつ、香港の街へ繰り出したいと思います。みなさま、また明日。

どうか良い週末を。

本日のレースクイーン

宮田彩未みやたあやみ
2025年 / スーパーGT
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