ついに今年も開幕した日本GPの現地情報をムッシュ柴田がお届け。初日から熱心なファンが駆けつけた鈴鹿。メルセデスのガレージツアーでは、エンジン本体がむき出しに……
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灼熱のマレーシアから戻った翌々日には、鈴鹿に向けて移動でした。 生まれて初めて東名バスに乗ってみましたが、2階建ての一番前のシートにゆったり座って、予想以上に快適でした。料金も、新幹線の半額以下ですしね^^
台風の影響は大したことはなかったんですが、 鈴鹿もちょっとどんより天気でした。初日のグランドスタンドは、例年よりちょっとお客さん少ないかな……。
でも相変わらず熱心なファンはどっさりいて、「ジェンソン、行かないで!」の垂れ幕とか、 サーキットへの出勤途中には、
見事に再現させたマクラーレン・ホンダのリアウィングを頭に載せた3人組にも遭遇しました。こういう凝りに凝ったファンがいるのは、全21戦中間違いなく鈴鹿だけです。
初日のマクラーレン・ホンダの走りについて、日本人プレスの前で語るホンダの長谷川祐介総責任者。いつものGPでは僕ら3〜4人だけのこじんまりした囲み取材なんですが、地元レースではさすがに大記者会見です。 トップ10に何とか入ったものの、アロンソはクルマのバランスには満足してなかった様子。
それでも長谷川さんは、「すごく僅差の戦いですけど、何とかフォースインディアやウィリアムズの前に行ければ」と、手応えを語ってました。
パドックには、マクラーレン・ホンダのウェアを着た松下信治選手の姿も。直前のマレーシアでようやく復調の兆しも見えたし、最終戦アブダビでいつもの速さを見せてくれることを、期待してますよ。
鈴鹿では、メルセデスのガレージツアーにも参加しちゃいました。 ガレージ内は、ちょうどエンジン本体がむき出しになってたりして、いうまでもなく撮影厳禁!
ピット側に回って、赤線の外に出たところでようやく撮影許可が下りましたが、でもメルセデス製パワーユニットの姿は、脳裏にしっかり刻みつけましたよ!(何が何だか、よくわからないというのが、正直なところですけど……)
いずれにしても鈴鹿の週末も、このチームが大本命であることは間違いなく。
これまで鈴鹿での優勝経験のないニコ・ロズベルグが今週末勝ってしまったりしたら、ハミルトンのタイトル獲りはちょっと厳しくなりそうですね。