遠藤智のMotoGP現地情報:終わりと始まりのバレンシア

 最終戦、最終レースのMotoGPクラスの決勝と表彰式が終わると、すぐに3クラスのチャンピオンの記念撮影が行われる。左からMoto3クラスのブラッド・ビンダー、MotoGPクラスのマルケス、Moto2クラスのヨハン・ザルコ。ビンダーとザルコは、ドルナのグランプリライダー育成プログラムで育ってきた選手たち。地道な努力がこうした結果につながっている。

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 最終戦を終えて行われたホンダ・レーシング・コーポレーション(HRC)の会見。09年から陣頭指揮を取り、今年を最後に勇退する中本修平副社長(右から2人目)を送り出す会見でもあった。左から司会を務めるリビオ・スッポHRC代表、服部直樹管理室室長、桒田哲宏運営室室長・中本さんの右隣が国分信一開発室長。来季のHRCは、3室長によるトロイカ体制となる。

遠藤智のMotoGP現地情報:終わりと始まりのバレンシア

 ヤマハに9シーズン在籍。3回のタイトルを獲得。今季総合3位も最終戦バレンシアGPで優勝したロレンソは、火曜日に始まった公式テストでドゥカティに初ライド。大きな注目が集まったが、着実にタイムを上げて初日3番手。2日目8番手と順調なスタートを切った。

遠藤智のMotoGP現地情報:終わりと始まりのバレンシア

 2007年にドゥカティ、2011年にホンダでタイトルを獲得したケーシー・ストーナーは、現在、ドゥカティのテストライダーをつとめる。現役時代はロレンソとライバル関係にあったが、お互いにリスペクトする良い関係。どんなアドバイスをしているのか、興味深いシーンだった。

遠藤智のMotoGP現地情報:終わりと始まりのバレンシア

 スズキからヤマハに移籍するビニャーレスは、初日、2日目ともにトップタイムをマーク。周囲を驚かせた。ヤマハからドゥカティへ移籍するロレンソ同様、ビニャーレスも12月いっぱいは契約が残っているためにテストライドのコメントは出来ずだが、あまりにも好調なスタートに、早くも、来季のチャンピオン候補に浮上。ライバルとは、常に緊張関係を築くことになるチームメイトで王者のロッシとの関係はいかに? ということも早くも話題に上がっていた。

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