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モタスポブログ

2017.04.15

インディ500緊急参戦が決まったアロンソ本人はもうニコニコ@F1バーレーンGP現地情報 1回目


モタスポブログ | インディ500緊急参戦が決まったアロンソ本人はもうニコニコ@F1バーレーンGP現地情報 1回目

バーレーンGPの週末は、何だかとても慌ただしいです。

上海から月曜日に帰国して、自宅に1泊して翌火曜日に成田へ。アブダビ経由でバーレーンに着いたのは水曜日の午前3時過ぎでした。

F1バーレーンGP現地情報 1回目

時差ボケを直すには日光に当たるのが一番と、マナマ市内をのんびりジョギング。
F1バーレーンGP現地情報 1回目
釜焼きパン屋を冷やかしたりしてたら、マクラーレンから「重大発表するぞ」とメールが来ました。それがアロンソのインディ500緊急参戦だったわけで、タクシーで急いで会場のホテルに向かいました。これがまた、遠いんだ。会見ぐらい、市内でやってよ~。
F1バーレーンGP現地情報 1回目
水曜日なのでまだバーレーンに着いてないジャーナリストたちも多く、会場はちょっと寂しい感じでした。

F1バーレーンGP現地情報 1回目
でもアロンソ本人、そして仕掛け人のザック・ブラウンは終始にこにこ、満面の笑みでした。

F1バーレーンGP現地情報 1回目
明けて木曜日、パドックに続々とやって来たドライバーたちにアロンソの決断についていろいろ訊きました。いろんな意見が出ましたね。たとえばオコンは、「すごく、驚いたよ。だってオーバルもインディカーも経験なしで、練習走行の時間もほとんどなしに参戦するんだからね。僕にはとてもできない。モナコを休んでまで行くのも理解できないけど、彼はすでに勝ってるからもういいんだろうね」と、ちょっと醒めたものでした。

F1バーレーンGP現地情報 1回目
復帰を果たしたウェーレインにも訊こうと思ったんですが、地元TV局の依頼で目隠しされて、それどころじゃなさそうでした。凹凸のあるコース図を指で探って、どこか当てるという企画です。しばらく考えた末に、「わかった、ホッケンハイムだ」と答えると、お姉さまが舌打ちしそうな勢いで、「違うでしょう、パスカル。昔飛行場だった、古い古いサーキットよ。すっかり改修されてしまったから、わかりにくいかもしれないけど」と、丸わかりのヒントを上げてましたね(笑)。もちろんパスカル君が答えられたのは、言うまでもありません。

初日セッションの始まった金曜日も、ドタバタと慌ただしかったです。

F1バーレーンGP現地情報 1回目
マクラーレン・ホンダのエリック・ブーリエが、アロンソの代役でモナコを走るのがジェンソン・バトンだと発表したのは、まあ予定通りだとして。

F1バーレーンGP現地情報 1回目
隠居に追い込まれたはずのバーニーがパドックにやって来て、去年までと少しも変わらないほど精力的に動いてるのにはちょっと驚きました。この人、死なないんじゃないだろうか?

そしてフリー走行は、トラブル続出でした。

F1バーレーンGP現地情報 1回目
ベッテルを始め、ライコネン、サインツ、バンドーンなどなどが、コース上で立ち往生。

F1バーレーンGP現地情報 1回目
一方フェルスタッペンは、ボッタス車から外れたTウィングでマシンを壊し、かなりの時間ガレージで足止めを食ってました。

F1バーレーンGP現地情報 1回目
バンドーンはMGU-Hの水漏れが止まらず、パワーユニットを交換して出て行った夕方のセッションも、結局8周しか走れませんでした。信頼性はある程度確立できたはずなのに、う~んちょっと深刻です。

対照的にメルセデスは、Tウィングが脱落したり、順位的にはフェラーリやレッドブルにちょっと負けてる感じだったにもかかわらず、

F1バーレーンGP現地情報 1回目
トト・ウォルフとニキ・ラウダの両首脳は何だかとっても楽しそうで、かなり長い間二人でバカ笑いしておりました。一体何がそんなに、おかしかったんでしょうねえ。


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