バクーで初めてのF1グランプリは無事、閉幕。今回はコースウォークに続いて、ジャーナリストの尾張さんが、街の雰囲気をレポートします。とりあえず、マーシャルさんたちの間で「自撮り棒」が活躍したことは間違いなさそうですが……。

ニコ・ヒュルケンベルグ
ニコ・ヒュルケンベルグ

○ ○ ○ ○ ○

アゼルバイジャンって、どこ? バクーって何? という人のための、第二弾です。1回目は「バクー・シティ・サーキット」を紹介したので、2回目はサーキットの外へ出てみました。

01IMG_8321

02IMG_8315

まずはバクーの空の表玄関となるヘイダル・アリエフ空港です。ヘイダル・アリエフとは第3代の大統領で、1991年にアゼルバイジャンが当時のソ連から独立したあと、西側諸国との関係を強化して、経済を発展させたとか。2003年に亡くなり、現在の大統領はヘイダルの長男イルハム氏。一応、選挙で選ばれたんですが、世襲政治が批判の的となっており、それを批判した者への言論弾圧に対して、人権団体がバーニー・エクレストンに公開質問状を出していました。しかし、街中を歩いていて、グランプリに対するデモや、2012年バーレーンGPのような緊張は感じられませんでした。

03IMG_8336

こちらはバクー市内にある国立美術館。伝統的な建物ばかりかと思いきや、このように近代的な建物もあちこちに見られます。第二のドバイと言われる所以です。

04IMG_8326

昨年開催された第1回ヨーロピアン・ゲームスの会場に使用されたスタジアム。ヨーロピアン・ゲームスとは、ヨーロッパの人たちによるミニ・オリンピックなんだそうです。はじめて知りました。

05P1880637

サーキットのゲート付近に待機しているのは正規の軍隊。F1のセキュリティを担当しているオーストリアの警備会社「CAM」のスタッフによれば「今回はアゼルバイジャンの軍隊がサーキット周辺のセキュリティを担当してくれたので、我々のスタッフは、いつもより少ない60人程度だった」とのこと。

06P1880657

私が訪れたなかで、もっとも豪華なつくりのケンタッキー・フライドチキン。内部は、いたって普通でした。人生で初めてアルバイトしたのがKFCなので、ちょっと気になってしまいました。

07P1880626

これらのコンテナは、F1チームの機材を運ぶためのもの。市街地コースなので、パドックは狭く、必要な荷物を出したあとのコンテナは街中の道路に置かれていました。コースの中には一般の人たちが暮らしているアパートも多数あるので、コンテナの脇を普通に歩く姿が。他のグランプリでは見られない不思議な雰囲気でした。

08P1880622

こちらはロンドンタクシーと同じような、バクーのタクシー。メーターもあるのですが、だいたい交渉で決まります。アゼルバイジャンの通貨は「マナト」で、ホテルからサーキットまでは片道5マナト(約350円)が相場でした。

09P1880673

カナダからの連戦で、あっという間に終わったような気がする、初めてのアゼルバイジャン。たった6日間では、何もわからないまま、帰路につきました。続きは、また来年!

10P1880680

ヨーロッパとアジアの十字路にあって、もちろんロシアの香りも……。

本日のレースクイーン

広瀬晏夕ひろせあんゆ
2026年 / スーパーGT
ARTA GALS
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年8月号 No.1622

    [特集]│多│角│検│証│
    なぜ、日本人はF1で勝てないのか?
    いつか夢を実現するために過去から学ぶ

  • asweb shop

    F速 Premium Vol.3
    角田裕毅 現在・過去・未来

    2,100円