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モタスポブログ

2017.08.30

マクラーレンスタッフがオレンジ色のTシャツを着ていたワケ@F1第12戦ベルギーGP 現地情報2回目


モタスポブログ | マクラーレンスタッフがオレンジ色のTシャツを着ていたワケ@F1第12戦ベルギーGP 現地情報2回目

 F1第12戦ベルギーGPはマックス・フェルスタッペン人気のおかげで例年以上に大勢の観客が詰めかけました。フェルスタッペンのファンたちがオレンジの服で歓声を上げる中、マクラーレンチームもオレンジのチームウェアに……。週末の現地の様子をムッシュ柴田氏がお届けします。

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土曜日の朝は、かなり深い霧が出てました。でもそんなことより、スパへの観客の押し寄せ方がハンパないです。そのあおりをくらって、同僚の米ピーはサーキットのはるか手前でクルマが立ち往生。「2キロ以上歩きましたよ」とへろへろになって、FP3の直前にたどり着いてました。

僕は朝6時半にホテルを出たので、この程度の渋滞で済みました。

でも着いたのは、午前8時のカーヒュー(門限)明け直前。ベルギーGPは昔から交通規制のやり方にかなり難ありで、関係者と一般ファンが同じ道でごっちゃになってる状態が改善されず、チームスタッフたちは毎朝イラつかされることになるわけです。

ま、パドックでこういう美女たちに遭遇すると、すぐに癒されるんですが。

土曜日のGP3レース1では、福住仁嶺選手が3位に入りました。でも表彰台では、硬い表情のまま。満面の笑みのジョージ・ラッセルと対照的です。

スタート直後にフロントローから見事にラッセルを抜いて、首位独走態勢に入ったのにVSCで減速し過ぎて抜かれてしまった。さらにエイトキンにもかわされて3位。「とにかく自分が情けないです」と、相当落ち込んでましたね(割りとすぐに立ち直ってましたけど)。

一方F2の松下信治選手は、レース1はスタートでエンスト。レース2はオールージュで全開クラッシュと、散々なスパでした。

クラッシュの際にラジエターから噴き出した熱湯で手の甲をやけどしたとのことで、包帯姿が痛々しい・・。今回2レースともにノーポイントに終わったことで、スーパーライセンス取得に必要な選手権3位以上の条件をクリアするのは、かなり難しくなってしまいました。でも松下くん自身は、「ベストを尽くすだけですよ」と、意外にさばさばしてました。


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