第2週目に突入したF1プレシーズンテスト。今回は現地で取材している米家氏がスペイン・バルセロナから現地情報をお届けする。度重なるパワーユニットの不具合で思うように走れないバンドーンの表情は……

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 開幕前テストも2週目に突入し、各チームのテストプログラムも本格化。レースシミュレーションだけでなくピットストップ練習も行なわれていますが、レッドブルは、なんとピットストップ専用車まで用意してきました。

 昨年型マシンをベースに、前後ウイングや車幅、タイヤの位置を2017年型にモディファイしたもの。こんなものまで作ってしまうトップチームの余裕に驚かされます。

 しかもすごいのが、自走できるということ! 普通ピット練習の時にはメカニックが3人がかりで押したり引いたりしてマシンを停止位置に滑り込ませるのですが、このクルマはコクピットに座ったメカニックの操作で前進・後進が自由自在。

 しゅい~んと動いてピットボックスに止まり、タイヤ交換が終わったらバックしてまた繰り返し。いや~、恐れ入りました。

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 ピット出口ではスタート練習が行なわれるため、絶好の偵察ポイントとなっています。

 トロロッソなどは集音装置を使ってエンジン音を録音。これを分析することでライバルメーカーの出力や回転数、最大トルクが出る回転数が分かるというわけです。これをベースに最高速などセットアップの方向性を振ることもできますからね。

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 新しくなったワイドタイヤは「まだ多くを語れる状況じゃありません」というフォースインディアの松崎淳エンジニアも、走行後のタイヤを入念にチェック。クルマもタイヤも一新されただけに様々な分析が必要で、「セットアップによってタイヤ性能はまだまだ引き出せる余地があります」とのこと。

「でも全体的に良くなっていると思います。みなさんあまりネガティブなことばかり目を向けずに、良いところにも目を向けてくれると良いんですが……」とおっしゃっていました。

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 そんなネガティブな話題ばかりが蔓延しているマクラーレン・ホンダですが、パワーユニット交換真っ只中の初日の午後に行なわれたエリック・ブーリエの記者会見では、当然ホンダのトラブルに関する質問や、提携解消についての質問が集中。そんな中でも、ブーリエは努めて前向きに明るく振る舞っているように見えました。
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 走行担当日なのにあんまり走れずホスピタリティで休憩中のストフェル・バンドールンも、この表情。さすがの優等生も、眉間にシワが寄っておりました。これで優等生キャラを卒業してくれると、それはそれで面白いんですが……。

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