もはや貫録すら漂うハミルトンの愛犬ロスコーくん@第2回バルセロナF1合同テスト現地情報2
スペイン・バルセロナで行われた第2回F1合同テスト、米家氏がサーキットの中で見かけた様々な情報をお届けしていく。パドックではルイス・ハミルトンの愛犬ロスコ―くんも来ていました。
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2017年開幕に向けて最後のテストもいよいよ後半戦に突入。連日素晴らしい天候に恵まれて、午後は絶好のレース日和に。いや、テストなんですが実際のところレースと言っても過言でないほど複数のチームがレースシミュレーションを敢行し、“疑似レース”を楽しむことができました。
速くなったと言われる2017年のF1マシンですが、全開で駆け抜けるコーナーはもちろんのこと、コースサイドで見ていて「速っ!」と思わず声を上げてしまうのがターン1~2のような中高速コーナーの連続する区間。特にトップチームのクルマは驚異的な旋回速度でピタ~ッと路面に張り付いて駆け抜けていきます。
メルセデスAMGのボス、トト・ウォルフもマイカー(もちろんメルセデスAMG)でコースサイドに見物に来ていました。トップチームはこんなところにも余裕がありありです。
一方、テスト終盤を迎えてもまだまだトラブルが続くマクラーレン・ホンダは、最終日になってようやく長谷川祐介ホンダF1総責任者もピットウォールに姿を見せたくらい。あっという間にカメラマンに囲まれてしまいますが、この厳しい表情です。
3日目だけ姿を見せたザック・ブラウンもピットウォールへ。
テスト2日目の夜にメディアが騒然となったあのフェルナンド・アロンソの会見を、ホスピタリティユニットの隅っこで見ていたストフェル・バンドーンはこの表情。