「ほっといてくれ」なライコネンさんが繰り出す必殺技/スペシャル特派員レポート
おまたせしました。ルノーF1チームのTwitterを中心に活躍しているドライバーの「Mini」フィギュアたち。その生みの親であるホンマさんの中国GP観戦記の後編です。前編は、こちらから、どうぞ。
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こんにちは、ホンマです。初海外観戦というビッグイベント終了の反動で、ただいま抜けがら状態であります。完全に燃えつきました。これからは、チビチビと思い出を反芻しながら生きていこうと思います。
それでは後編!
ちょうどピットウォークの時間だったので「お前らも観てこいよ」と放出されましたよ。テレビで観た、あの光景に、いま自分が立っている不思議。
ルノーさんちのピットまわりは、タイヤも黄色なんだぜ。お洒落だろう?
ルノーさんの左リヤタイヤ担当は新人さんなんでしょうかね……? 「ここに足をのっけろよ」と直接、書き込む大胆さにしびれます(写真の右下に注目)。その後、ルノーさんのタイヤ交換が気になって気になって。タイヤ交換のたびにズームでストーカー。さすがに見えなかったけれども。
金曜日だからでしょうか? パドックには一般人が、まったくいませんでした。ライコネンさんも誰に騒がれることもなく、普通に歩いてきましたよ。
ホンマ「うわっ、ライコさんや」
キミ「やべっ」
我々に気がついたライコネンさん、おもむろに携帯を取り出し「いま俺、電話中だから」アピールをしながら去っていかれました。
説明しよう! 我らがキミ・ライコネンさんは面倒なことを避けるため「エア電話」という技を使うのである。
これぞ、まさしく「裏パドック」。ここに入っていいんだか悪いんだか、上海ルールが、よくわからなかったので、とりあえず入りました。怒られなかったので、大丈夫だったのでしょう。ため池の水は、金魚の水槽を何カ月も掃除しなかったアレです。優勝しても、ここに飛び込んではいけません。
フリー走行2回目をルノーさんのガレージで観戦。ケビンさんのクルマが治るよう祈りつづけましたが、時間内で完治せず、残念。それにしてもメカニックさんって、すごいですな。目の前で繰り広げられる修理ショーは圧巻でした。わたくしのミニカー作成には……レベルが違いすぎて参考になりませんでしたが。くぅぅ。
そして、ついに本日いえ本観戦のメインイベント「Minis」の贈呈式でございますよ!
お代官様「よきにはからえ」
民「ははぁー」
「Oh!」
「Wow!」
「How cute!」
どうやら喜んでいただけたようですよ。いやあ、よかった。本当によかった。あとは、みんなにかわいがってもらえるのを祈るのみです。Renault Sport F1のSNSで、すでに、このMinisふたりが登場しております。ぜひ探してみてください!
……そうそう、この流れを撮るために何度か広報さんに演技しなおしてもらいましたが、つねにノリノリのルノー広報さん、本当に素敵です。
なんだか、ここですべてが終わってしまった感もありますが、決勝まで、きちんと楽しませていただきましたよ! 周囲の観客とも、言葉は通じなくても、同じF1ファンというだけで、意外とコミニュケーションが取れてしまう不思議。よくわからなくても、なんとかなります。なんとかならなくても、外国だから、しかたがないと納得できるしね。
中国GP、最高でした!
最後に上海メモをば。
動物園は行くべし。パンダ見放題。
豫園は行くべし。納得の世界遺産。
小籠包は食べるべし。安いから朝昼晩で。
意外に腹は壊さないし、みな口調は怖いが、悪人ではないらしい。
そして都会のトイレにはドアがある。ドアがあるなら怖くない!
みなさん、来年は一緒に上海へ行きましょう!
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
また、どこかでお会いできますように。
謝謝!
Two hours to go! #MiniJolyon has found himself a friend to watch the #ChineseGP with 😉
Will you be tuning in? pic.twitter.com/Q1b38i6iFH— Renault Sport F1 (@RenaultSportF1) 2016年4月17日