第6戦イタリアGPの3位で一気にブレイクのダニロ・ペトルッチ。第7戦カタルーニャGPで初の3番手獲得。第8戦オランダGPで2戦連続3番手。そして第9戦ドイツGPではマルク・マルケスとポール争いを繰り広げての2番手。初ポール獲得が近いことを感じさせた。
テレビ画面はトップグループの戦いを映し出しているが、その後方で繰り広げられた4位争いの大集団の戦いは、スーパービジョンの映像とは関係なく、あちらこちらで大歓声があげることになっていた。
マーベリック・ビニャーレスとバレンティーノ・ロッシ、そしてアンドレア・ドビジオーゾの3選手のバトル。ロッシがポジションを上げたときは、それはもうビックリするほどの大歓声があがった。
結果は、ビニャーレス4位、ロッシ5位、初めて総合首位でドイツGPを迎えたドビジオーゾは8位。その結果、マルク・マルケスが129点で首位浮上。ビニャーレス124点、ドビジオーゾ123点、ロッシ119点と総合1位から4位までが10点差と大接戦に……。
この大会3位のダニ・ペドロサがトップと26点差の総合5位と、チャンピオン争いは、ほぼ、この5人に絞られて来たようだ。




