予選6番手から決勝に挑んだアンドレア・ドビジオーゾが今季4勝目。第8戦オランダGP以来の首位返り咲きとなった。

 今大会はトップグループの中でタイヤをセーブ。終盤の18周目にバレンティーノ・ロッシを抜いてトップに浮上すると、激しく追撃してきたマーベリック・ビニャーレスを振り切った。

「今大会はホンダ勢との戦いになると思っていたが、決勝は違う展開となった。マルケスのエンジンブローは残念だが、自分たちにアドバンテージがあった」と満面の笑みだった。

 イタリア、カタルーニャ、オーストリアGP、そしてイギリスと4勝すべて高速サーキット。パワーにまさるドゥカティの本領発揮となったが、「マシンの進化は40パーセント。あとはライダーとしての自分の進化」と勝因を分析した。

○バレンティーノ・ロッシ、ビニャーレス、モトGP表彰台、ロッシ&ドビジオーゾ

 フロントローから好スタートを切って17周目までトップを走ったバレンティーノ・ロッシ。終盤はリアタイヤの消耗に苦しんで3位という結果に。

 チームメートのマーベリック・ビニャーレスは、トップグループに加わった中では、ただひとりリアタイヤにソフトを選択して、終盤追い上げて2位でフィニッシュ。タイヤの選択が最後の最後にポジションを入れ替えることになった。

 今大会もタイヤ選択の難しいレースとなったが、最大のライバルであるマルク・マルケスがエンジントラブルでリタイヤしたことで一気にポイント差を縮めることに成功。ドゥカティとヤマハ陣営のムードは上々だった。

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