さてさて、今年も走り始めました！
開幕戦、メルボルンです。
今年も、Shots!頑張って更新していきますので、宜しくお願いします！

僕も、きっと皆さんの多くも、マクラーレン・ホンダの今年の調子はどうなの？ということが気になりますよね。
バルセロナテストの結果は、決して良くなく、ネット関係で、マクラーレン内部からホンダ攻撃のような本当だか嘘だかよく分からない記事が乱れ飛んでましたね。。。

このような、マイナス方向の話の方がweb上ではアクセス数が稼げるというようなこともあるし、実際にそのようにチームの中からプレッシャーがあるのかもしれません。が、僕個人的には、負の不確定な内容の記事で盛り上がるってのは好きじゃないですね。。。

今日の結果を見てもホンダPUの調子が良くないことは確かです。
でもね、日本人としてみて、ホンダはF1の現場で実際に参戦してくれている唯一のエンジンメーカーなわけです。
ホンダがいて、一生懸命頑張って世界に挑んでくれているわけですし、日本人F1ドライバーの可能性もホンダがいてくれるからこそ可能性があるわけです。

F1は、エンターテイメントですから、どのように楽しんでもいいんですよ、それはそう。
僕は、結果がどうであれ、応援するという立場で見ていきたいと思います。

FP1の終わり頃、フェルナンド・アロンソ選手のマシン。
メカニックさん達が、ブレーキのカバーを削ってました……貴重な時間がかなりこの作業でなくなってました。
アロンソ選手の視線も、この作業に向けられてました。
レーシングマシンには、走るたびに不具合が付きものです、大きくレギュレーションが変わった今回は特にそうです。
この作業が終わり残り時間5分くらいで、カウンターを切りながらピットアウトしていくアロンソ選手の気持ちはどうだったんでしょうね……

FP1が終わり、降りて、エンジニアさんから一言、二言……
言葉を返すことなく、ピット裏に消えました……

ストフェル・バンドーン選手と話をする長谷川さん。
当然ながら、ここに来てから、厳しい表情です。

日本人ジャーナリスト向けのいつもの囲み。
何よりパワーが足りないとのこと。
いつ頃、パワー不足がわかったんですか？と質問してみました。
「他メーカーがどのくらいのパワーが出ているかは分からない訳です。そういうことではっきりとわかったのはバルセロナテストです。ホンダの社内で目標値に達してないなと思ったのはもっと早い段階ですけど……」

もちろん、バルセロナで出たトラブルは対策してきたものの、開幕戦までにできることは多くなく、パワーアップできるのはもう少し先になりそうです。
僕の予想ではヨーロッパラウンドに行く頃じゃないでしょうか？
状況は、厳しいですね。
去年までの仕様から、メルセデスに追いつき、追い越すために大きく変更したことによる結果です。

なぜ、そんなことになっちゃうんだろう？

多分、現代のPUの複雑な仕様でパワーと燃費を両立するということは、非常に困難な作業なんでしょうね……
現時点では、うまくいってませんが、サクラで必死に開発を進めてくれているわけですから、もう少し様子を見守るしかありません……