「クルマはヨーイング時にリヤのダウンフォースを失うことはなかったが、これは現在のクルマで我々が取り組み続けてきた課題でもある。ドライバーはショートトラックでもっとスライドさせることができるようになり、パワーを落とすことにそれほど注意を払う必要がなくなるだろう」と続けたジャグジー。
「我々はそれがメリットになると感じたし、それこそがドライバーからのフィードバックにより得られた大きなポイントだった。テストではより寛容であることが確認でき、彼らはクルマをより滑らせながら走れると感じたんだ」
そのフェニックスで開催された12月5日と6日のテストを終え、これがトヨタの新型モデルでの初走行となったレガシー・モーター・クラブは、ジョーンズが6戦、チーム共同所有者のジョンソンが3戦で、新たにアドバンスヘルスと提携することを明らかにした。
「これは僕にとって、職業的にも個人的にも素晴らしいパートナーシップだ」と歓迎の意を示したジョーンズ。
「ヘルスケアはエリック・ジョーンズ財団における私の重要な柱のひとつであり、この新しい関係のなかで一緒に素晴らしい道を切り拓き、全米のコミュニティにプラスの影響を与えられたらと願う」
同じく“JJ”も「今日はレガシー・モーター・クラブにとって素晴らしい日」だとジョーンズに同意する。
「彼らも健康は身体、心、精神といった全体の観点から評価されるべきだと考えている。このパートナーシップはクラブにとって自然なものであり、一緒に素晴らしいことを成し遂げられると確信している」
一方、自身が2020年まで在籍したリチャード・ペティ・モータースポーツ時代以来となるアメリカ空軍のサポートを得たウォレスも、そのカラースキームを採用するレース数こそ明らかにしていないものの「アメリカ空軍を構成する人々と、こうしてふたたび提携できるのは本当に特別なこと」だと語った。
「エアフォースとのこれまでの経験は素晴らしく、イベントごとに多くの素晴らしい空軍メンバーたちと交流する機会が得られた。彼らを初めて23XIに迎え、困難や不可能を可能にするべく、協力する姿を見せられるのを楽しみにしている」