続くメインレースでは、4番手スタートのロペスが絶妙なスタートを決め、1コーナーまでにポールスタートのイバン・ミューラー(シトロエンC-エリーゼWTCC)に並ぶと、一気にトップに浮上する。ミューラーはさらに2番手スタートのニッキー・キャツバーグ(ラーダ・ベスタWTCC)に接触されながらかわされ3番手に。その背後にはモンテイロ、ハフ、ノルベルト・ミケリスと3台のホンダ・シビックWTCC勢が続いた。

 そのなかで、ミューラーは接触の影響があったか後退。さらに、ロペスも振動が発生するようで、3周目にペースがにぶり、キャツバーグが先行。首位争いはキャツバーグ、ロペス、そしてモンテイロを先頭とした3台のシビックによって争われていく。

メインレースのスタートシーン
メインレースのスタートシーン
メインレースで争うニッキー・キャツバーグとホセ-マリア・ロペス
メインレースで争うニッキー・キャツバーグとホセ-マリア・ロペス

 中盤、モンテイロのアタックにさらされ2番手を脅かされていたロペスだが、終盤に向けて復調。残り2周で、キャツバーグを攻略しはじめる。ファイナルラップに入ろうかというところで、ロペスがキャツバーグをパス。さらにモンテイロもキャツバーグをかわしていく。

 ロペスは逆転で今季2勝目をマーク。2位はモンテイロで、このスロバキア戦でポイントを荒稼ぎし、ランキング首位に浮上した。3位はなんとか後続を抑えきったキャツバーグ、4位はファイナルラップでミケリスをかわしたテッド・ビョーク(ボルボS60 WTCC)となったが、レース後リストリクター違反により両レースの結果から除外となっている。


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