世界最大級の鉄鋼メーカーであるアルセロール・ミッタル社製の鋼管パイプフレームを採用した新設計シャシーに、こちらも新開発の直列4気筒2.1リッターのターボエンジンを搭載する“SUV”ストックカーは、世界的なモバイル通信機器大手クアルコム社製CPUの“Snapdragon(スナップドラゴン)”による高速5G対応の通信機能も備えられ、将来的には拡張現実(AR)メガネとマルチカムを併用することで、観客がドライバーの隣に仮想的に座っているかのようにレーシングカー内部から360度ビューが提供される、臨場感あふれるリアルタイム5G伝送も計画されている。

 このSCBにミツビシが本格参入したのは2005年5月のインテルラゴス戦からで、その2カ月後のクリティバでは、伝説のドライバーでもあるインゴ・ホフマンのドライブで初優勝を記録。その後の4年間で37名のドライバーにより48戦に出場した『ランサー』は、優勝16回、ポールポジション13回、ファステストラップ15回、表彰台は38回と意義のある数字を達成したほか、シリーズ史上もっとも成功を収めた“帝王”ことカカ・ブエノの2度の王座(2006、2007年)にも貢献している。

「ミツビシの参入により、ストックカーの“エコシステム”にさらに多くのファクトリーチームを誘致するという、当初計画の重要な段階を踏み出した」と語るのは、シリーズプロモーターを担当するバイカーのCEOを務めるフェルナンド・ジュリアネッリ。

「このブランドの登場は、我々が成長という点で正しい道を歩んでおり、業界、スポンサー、チーム、ファンがモータースポーツの競技に期待しているものと調和していることを示している」と続けたジュリアネッリ。

「もちろん、2025年からSUVの使用を開始するという決定により、マーケティングの観点から当社の魅力はさらに高まったはずだ。そのうえで、このカテゴリーの競争力と当社のエンターテイメント・プラットフォームの品質レベルを加えると、シリーズではどのメーカーやスポンサーにとっても完璧なパッケージを手に入れることができると考えている」

新生SUV時代にミツビシが電撃復帰。ランサー以来の『エクリプスクロス』でトヨタ、シボレーに挑む/SCB
「ブラジルのモータースポーツを代表するこのカテゴリーで、我々は素晴らしい仕事ができるはずだと確信している」とマウロ・コレイアCEO
新生SUV時代にミツビシが電撃復帰。ランサー以来の『エクリプスクロス』でトヨタ、シボレーに挑む/SCB
これによりTOYOTA GAZOO Racingブラジルが投入を予定する『トヨタ・カローラクロス』と、GM陣営の『シボレー・トラッカー』に続き、新たな車種がグリッドに並ぶことが決まった

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