シリーズ最長の1日……になるハズだった2024年NASCARカップシリーズ第14戦、伝統の『コカ・コーラ600』は、稲妻によるディレイが激しい暴風雨へと変化し、レーススチュワードは400周中249周が終了した時点での赤旗終了を宣言。誰もがレース再開を望むなか、終始トップグループで勝負を続けたクリストファー・ベル(ジョー・ギブス・レーシング/トヨタ・カムリXSE)がウイナーに輝く結果に。
インディカーとの“ダブル”に挑んだ注目のカイル・ラーソン(ヘンドリック・モータースポーツ/シボレー・カマロ)は、スーパーサブを務めたジャスティン・オルゲイアーから5号車を引き継げず。ヘンドリックやアロウ・マクラーレンとの長い準備期間を経たチャレンジは天候に翻弄される結末となった。