するとこの忍耐が功を奏し、ソフトを履いたハフはレース2のスタートからダン・カミッシュやアシュリー・サットン(NAPAレーシングUK/フォード・フォーカスST)、コリン・ターキントン(チームBMW/BMW 330e Mスポーツ)らを次々に仕留めると、一気に2番手まで駆け上がる。

 ここから首位を行く2022年王者トム・イングラム(ブリストル・ストリート・モータース・ウィズ・エクセラー8/ヒョンデi30ファストバック Nパフォーマンス)に詰め寄ると、5周目のタワー・ベンドですぐさまオーバーテイクを決め、ファクトリーカラーのカローラが13周目までトップを快走する。

 しかし背後からはSMWのチームメイトでもあるジョシュ・クック(LKQユーロ・カーパーツ・ウィズ・シネティックSYNETIQ/トヨタ・カローラGRスポーツ)がジリジリと迫り、クロフト名物ジム・クラーク・エッセでは、イエロー&グレーのカローラGRスポーツとサイド・バイ・サイドの勝負に。ファンを沸かせたデュエルで後輩に先を譲ったハフだったが、秒差圏内でトヨタがワン・ツー・フィニッシュを飾ることとなった。

「そう、レース2ではまさに狙っていたことをやり遂げた。それが日曜日の戦略の要点であり、それがうまくいったということ。チーム全員にワン・ツー・フィニッシュで報いることができて最高だったよ」と、まずは陣営に最高得点を持ち帰った点を喜ぶハフ。

「もちろん自分が勝ちたかったけれど、ジョシュは僕よりも少しペースが良く、素晴らしい動きを見せてくれた。チームメイト以外の誰かだったら、彼らの行く手を阻んで少し苦しめていただろうね!」と本音も覗かせる。

「こうした改善を続けるにはさらなる努力も必要だが、最終的な結果にはとても満足している。今回の結果は、夏休み中にSWMの全スタッフが注いだ努力の大きな証だからね。彼らは今、マシンを最高の状態に仕上げており、僕らは目指す場所に向かっているよ」

この忍耐が実り、続くレース2では前方グリッドのライバルを次々と駆逐。最後は僚友とのワン・ツー・フィニッシュを飾った
「彼らは今、マシンを最高の状態に仕上げており、僕らは目指す場所に向かっているよ」と、ハフはチームを称える

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