FIA国際自動車連盟が定める基準と規制に従って構築されたシャシーは、最新のFIAセーフティケージ認証規制に従って設計された16mmのフープ径を持つロールオーバー保護システムを備え、側面衝突パネルに加えて運転席ドアにはエネルギー吸収素材が詰め込まれる。そのドライバーズシートにはFIA 8862-2009規格に承認されたコルビューARS-6(AS.090.21)シートも採用され、6点式ハーネスとFIA 8863-2013レーシングネットが装備されている。

 また、BTCCが採用するNGTC規定に着想を得た車体には、メンテナンスと修理が容易な前後着脱可能なサブフレームを採用し、フロントスプリッターとリヤウイングによりエアロダイナミクスの調整も可能に。前後のアンチロールバーとスプリング制御付きの密閉型2ウェイダンパーに加え、ステアリングポジション、ブレーキ、スロットル、クラッチ ペダルにも調整可能な機能が組み込まれるなど、上位カテゴリーへのステップアップを見据え、車両セットアップの方法を学ぶ機会も提供される。

 故デレク・ベネット氏によって1965年に設立され、主にフォーミュラの世界で成功を収めたシェブロンのバッジが掲げられたことで、次世代レーシングドライバーたちはこの象徴的なブランドの車両を操るとともに、同社のエンジニアリングの実績に敬意を表すことになる。

「TOCAジュニア・チャンピオンシップが実現するのは素晴らしいこと。来シーズン、このチャンピオンシップがBTCCのパッケージに加わるのを楽しみにしている」と語るのは、FIAのツーリングカー・コミッション理事も務めるゴウ。

「これはイギリスの若手ドライバーにとって素晴らしい足掛かりであり、カートからモータースポーツのプロの道へと進むための重要な架け橋になる。この国のジュニアカテゴリーはF1の優勝者を多数輩出しており、多くのドライバーがオープンホイール、ツーリングカー、GTレースで成功を収めている。TOCAジュニアがこの素晴らしい伝統の継承に貢献してくれることを期待している」

 情報解禁初期の兆候から「需要が非常に高いことが示されている」(ビークロフト)という新選手権は、この8月15日より参戦希望者の受付が開始されており、グリッドの上限は26台を予定。購入申し込みはすべてチャンピオンシップの主催者によって評価され、チーム登録は最大4台までとされる。

 このシェブロンB1417は、8月24日~25日にドニントンパークで開催されるBTCC第8戦のパドックにて一般公開も予定される。

「登録を開始し、ファンにクルマを披露できることをうれしく思っている。徹底したテストプログラムの実施が計画されており、さらに多くのクルマが製造される見込みだ。さらに今後も多くのエキサイティングな発表が予定されているから、まだ楽しみがたくさん続くことになるね」

安全性を理念の中核とするエントリーレベルのマシンとして、若いドライバーがカートから四輪へシームレスに移行する橋渡しの機能を担う
この『Chevron B1417』は、8月24日~25日にドニントンパークで開催されるBTCC第8戦のパドックにて一般公開も予定される

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