■メインレース
続くメインレースでは、ポールポジションスタートのロブ・ハフが遅れ、2番手スタートのベナーニが好スタート。ハフの前にはジロラミ、ニッキー・キャツバーグ(ボルボS60ポールスター)が入るが、ジロラミとキャツバーグ、ハフが接触し、ジロラミはクラッシュ。これでセーフティカーが導入された。
リスタート後、ベナーニからトップを奪ったのはハフ。しかし5周目、ハフには接触のためペナルティが課されてしまう。これでベナーニがふたたび首位、そしてキャツバーグ、チルトンと続くトップ3となった。
ベナーニは17周のレースをきっちりと走りきり優勝。2位はキャツバーグ、3位はチルトンという結果に。地元のミケリスはこのレース2では完走を果たしたが、表彰台目前の4位という結果に終わった。
道上はこのメインでは後方から追い上げてきたハフやフィリッピ、グレッソンと終盤バトルを展開。最後は13位でチェッカーを受けている。
「2レースとも完走できたことは良かったですが、レースコンディションで走る時間がまだ足りていません。FFのレーシングカーは独特のアンダーステアがあり、まだ学んでいる最中です」と道上。
「今週末ヒントを見つけることはできたので、次のニュルブルクリンクは楽しみにしています」


