続く日曜のレース2は、レース1を20位で終えていた元レッドブルJr.のリカルド・マウリシオが、トップ10以下タイヤ選択自由の規定を活用し4輪ともにソフトのニュータイヤを選択。

 これが奏功し、彼のユーロファーマRC・シボレー・マリブは序盤から他を圧倒する速さを披露。ピットストップを終えた後は、ゆうゆうのクルージングとなり今季初勝利を飾った。

「最初のレースは僕にとって本当に困難なものになったので、ターゲットをこのレースに切り替え、4輪ニュータイヤを履く戦略を採った。下位のドライバーはみなこの戦略だったけど、燃料を積んだ状態でもマシンは最高だった」と、マウリシオ。

 そして2位には、前戦でのコース復帰アクションで多重事故の引き金となり“モラルハザード”の適用で、レース1最後尾グリッドからの戦いとなったアントニオ・ピッツオニアが、レース2で脅威的追い上げを完遂。

レース1最後尾スタートから右肩上がりの週末となったアントニオ・ピッツォニアが2位表彰台へ
レース1最後尾スタートから右肩上がりの週末となったアントニオ・ピッツォニアが2位表彰台へ

 序盤はトラフィックに苦戦しながら徐々に順位を上げ、最終ラップ目前で2番手のフェリペ・ラピーニャをワンチャンスで仕留めてオーバーテイク。観客の大声援を受けての2位チェッカーとなった。

「あらゆる場面、あらゆる瞬間でリスクを背負って走った。僕らにはプッシュするしか選択肢が残されていなかったからね。でもピットレーンまでワイドに使って、なんとかオーバーテイクを成功させることができて良かった」と、安堵のピッツォニア。

レース1でバリチェロを追い詰めたマルコス・ゴメスは、レース2リタイヤ
レース1でバリチェロを追い詰めたマルコス・ゴメスは、レース2リタイヤ

 結局、ラピーニャはこのバトルのあおりで後方セルジオ・ヒメネスにも最終ラップでの逆転を許し、表彰台を逃す結果となった。

 ストックカー・ブラジルの2017年シーズン第4戦は、6月10〜11日にパラナの州都クリティバから西へ500km、世界最大の滝“フォス・ド・イグアス”にほど近いカスカベルのトラックで開催される。

リカルド・ゾンタは2レースとも表彰台に絡めず。帝王カカ・ブエノはアイルトン・セナ追悼のキャメル風カラースキームで戦った
リカルド・ゾンタは2レースとも表彰台に絡めず。帝王カカ・ブエノはアイルトン・セナ追悼のキャメル風カラースキームで戦った
レース2はリカルド・マウリシオが勝利。ピッツォニアは息子のネイト君と表彰台に上がった
レース2はリカルド・マウリシオが勝利。ピッツォニアは息子のネイト君と表彰台に上がった

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