加藤と同じく、今年はフォーミュラ・リージョナル・ヨーロッパ(FRECA)に参戦した中村仁(R-ACE GP)は、予選2回目のタイムが思うように伸びず総合14位に終わった。
「昨日からの状況を考えると7〜8番手はいけるかなと思ったのですが、戻ってきて順位を見たら『あれ? みんなそんなに速いの?』という感じでした。今日の朝(FP2)もけっこう良かったので、ちょっと想定外でした」と、中村は悔しそうな表情をみせた。
「みんなちゃんとアタックができていなかったとはいえ、セクター2〜4(山側区間)は常に上位にいましたし、タイムもそんなに悪くなかったと思います。正直もうちょっといけると思っていたんですけど……ニュータイヤを履いたときに、自分が思っていたよりもグリップがなく、そこに対するアダプト(適応・順応)も良くなかったと思います」
「もう少しできた部分はありますけど、ちょっと想定外で……予選が終わった後はブルーになっていました」
それでも、残る2日間で少しでも順位を上げるべく、中村は気持ちを切り替えている。
「明日やることはシンプルに前にいくだけです。予選結果は悔しいですけど、気持ちを切り替えるしかないです。ただ次は予選レースなので、まずは生き残るということが大事になってきます。マカオは何が起こるかわからないですが、自分がその当事者にならないように気をつければ、順位は上がっていくと思います。昨年も経験もあるので、頭を使いながら上手く前にいきたいです」と、前を向いていた。
その他の日本勢では、山越陽悠(エヴァンスGP)が16番手。FP1でタイヤが外れるトラブルに見舞われ、予選1回目ではリスボアでクラッシュを喫するなど苦しい初日となったが、2日目で何とか取り戻して中団グループにつけた。加藤と同じARTグランプリから参戦するりー海夏澄は、アクシデントやドラブルなどで2日目は満足に走れず、22番手から予選レースに臨む。
日本のシリーズで戦っているメンバーでは、スーパーフォーミュラ・ライツに参戦する佐野雄城(TOM’S RACING)の17番手が最上位で、梅垣清(VAR)は予選1回目の終盤でクラッシュを喫したものの、2回目でタイムを更新し20番手につけた。鈴木斗輝哉(TOM’S RACING)はトップ10付近を狙えそうなペースを発揮していたが、予選2回目で壁に軽くヒットした際にサスペンションアームにダメージが及んで、セッション終盤を走ることができず。前日のタイムを更新できず24番手となった。
なお、ポールポジションはテオフィル・ナエル(KCMGエンヤ・ピナクル・モータースポーツ)が獲得した。予選1回目でトップだったフレディ・スレーター(SJMセオドール・プレマ・レーシング)はタイムを更新できず、2番手に終わった。






