また、クラッシュしたシボレーRMLクルーズTC1は、メンテナンスを担当するカンポス・レーシングのもとへ送られ、次戦のアルゼンチンへ空輸される前に修理が行われる。
コロネルは「エンジンは壊れていたし、フロントサスペンションも使い物にならない状態だった。ボディワークとシャシーにも大きなダメージがあったよ」と続ける。
「マシンはまるでバナナのようにめちゃくちゃになっていた。チームのメカニックはすぐにダメージを受けたパーツを取り除く作業を始めた」
「(ポルトガル戦の)決勝が始まる前に、チームはシーズン後半戦へ向けてマシンを修理するため、(カンポスの拠点がある)バルセロナへ向かった」
「カンポスには、WTCC用のシボレーマシンが2台残っていて、そこからスペアパーツを取ることができる。また、我々のスケジュールに遅れが生じないよう、2名のメカニックを派遣してくれている」
「アルゼンチンにマシンを輸送するため、来週の火曜日にはマシンを(ドイツ・)フランクフルトへ送らなくてはいけないんだ。やるべきことは山積みだし、時間も限られている。ただ、スタッフ全員がアルゼンチン戦に間に合わせる自信を持っているよ」
