
その頃、セルジオ・カナマサス(トライデント)とルクレールが激しい5位争いを繰り広げ、12周目にルクレールがカナマサスをパスすることに成功。その後もルクレールはファステストラップを出しながら上位を狙う。
2位争いをしていたルカ・ギオット(ロシアン・タイム)とローランドに、アルテム・マルケロフ(ロシアン・タイム)とルクレールが追い付き、2位争いは四つ巴となった。
しかし、レース終盤19周目、12位を走行していたラルフ・ボスチャング(カンポス)がバックストレートでアルボンを抜きにかかったところ、コース外に押し出され、バランスを崩しウォールにヒットしたため、セーフティカーが導入。四つ巴の争いは一時中断となった。
残り1周を残してレースが再開され、マルケロフが5コーナーでローランドをパスし3位にポジションアップ。レースはそのままラティフィが先頭でチェッカーを受け、F2初優勝を飾った。
2位にはギオットが続き、4位でフィニッシュしたローランドは5秒追加ペナルティのため、10位となった。その結果、9位でレースを終えていた松下は8位に繰り上がることとなり、1ポイントを獲得している。
