一方、今季もタイトル争いを演じる名門チーム、トリプルエイト・レースエンジニアリングが運営するレッドブル・レーシング・オーストラリア(RBRA)も、その翌戦となる9月中旬の第10戦サンダウン500に向け、恒例となる“レトロ・ルック”と呼ばれるカラースキームを公開した。

 このカラーリングは1960~70年代のホールデン・ディーラー・チームのデザインを参考に、トリプルエイトがレッドブルとタッグを組んで以来2度目となる、懐かしのレタリングを施したもの。

2013年にRBRAとなって以来、2度目の”レトロ・リベリー”を公開

 この懐かしくも新しいカラースキームは、ホールデンのデザイナーであるピーター・ヒューズの手によるもので、往年のマシンを思わせるシンプルで厚みのある赤いストライプと、ホールデンのオールド・ロゴをCピラーに配し、フォントも70年代当時のものに合わせて変更が施された。

ホールデンのフォントは1970年代のものを復刻。スキームはオリジナルとなる

 サンダウン500では、88号車のジェイミー・ウインカップ、並びに97号車のシェーン-ヴァン・ギズバーゲン(SVG)の2台ともに採用される予定で、500マイルを超える“耐久カップ”の1戦として、それぞれポール・ダンブレル、マット・キャンベルがパートナーに起用される。

今季のエンデューロ・カップ初戦のサンダウン500に投入される予定だ

 この新デザインを見たウインカップは「新しいカラーリングのマシンに乗るのは、いつだって興奮するものだね」と笑顔を見せた。

「昨年のサンダウンは、マシンのカラーリングではなくクルーのウェアでレトロ・ルックを実施したから、今年のマシンカラーリングはチームにとってより特別なものになりそうだ」

「それに、こうしたレトロ・テーマの特別カラーを施すのは、ファンにとっても、エントラントにとっても、このカテゴリーと僕らのスポーツの歴史を祝うのに最適な方法だと感じるね」

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