このNASCARカンザスでは不運に見舞われるドライバーも相次いだ。
カイル・ラーソン(シボレーSS)は76周目にエンジンに不調を訴えピットイン。ピットクルーがボンネットを開けて問題を探したものの、異常は見当たらず再度コースへ戻ったが、77周目にエンジンブローを起こして戦線を離脱した。
7度のNASCARチャンピオンであるジミー・ジョンソン(シボレーSS)はレース中盤に2度のスピンを喫したほか、マット・ケンゼス(トヨタ・カムリ)は198周目の多重クラッシュ発生直後のピットで、規定より1名多い7名のクルーが作業に当たってしまい失格処分を受けている。
第33戦からのプレーオフ第3ラウンドへの進出権を手にしたのは、トゥルーエクスJr.のほか、カイル・ブッシュ、ブラッド・ケゼロウスキー(フォード・フュージョン)、ケビン・ハービック(フォード・フュージョン)、ジミー・ジョンソン、デニー・ハムリン(トヨタ・カムリ)、ライアン・ブレイニー(フォード・フュージョン)、チェイス・エリオット(シボレーSS)の8名だ。
プレーオフ第3ラウンド初戦の第33戦は10月29日、バージニア州のマーティンズビル・スピードウェイで行われる。