また、昨年は山下のドライブで印象的な活躍をみせたThreeBond Racing with Drago Corseは、いまやF2にも参戦するアレックス・パロウを擁し参戦。パロウにとっては、2014年以来2回目のマカオ挑戦となる。「前回は初めてとはいえマカオでいい感じで走ることはできていたし、今年は楽しみだ」とパロウ。

 今季ヨーロピアンF3に挑戦したふたりの日本人ドライバーもマカオに挑む。シリーズではハイテックGPに所属した牧野任祐は、チームが参戦しなかったため、モトパークに在籍しての参戦だ。「ヨーロッパのシーズンを振り返っても悪くないチームだと思います。台数が多い(5台)ので、データ的にも豊富だと思いますから、レースウイークに向けても良い感じで戦えるのではないかと思います」と牧野。

 一方牧野とチームメイトになる佐藤万璃音は「事故だけはしないように気をつけます。予選も最後の3分でいけるとなったら、そこからプッシュするという感じで、それまでは常に走り続けることを目標にしています」と慎重に初挑戦のレースウイークを進める考えを語ってくれた。

 日本勢と争うことになるのは、牧野、佐藤も所属するモトパーク、マカオで強力なセオドール・レーシング・バイ・プレマ、そして今季ヨーロピアンF3王座を獲得し、マクラーレンのテストドライバーに就任したランド・ノリスが所属するカーリン。また、ファン・アメルスフールトも侮ることはできない。

 ただ、いずれのドライバーも気にかけるのは“道具の差”。昨年ヨーロッパ勢と全日本勢では、エンジンや足回り等に若干の差があった。今季、その差は縮まっていると思われるほか、タイヤも使い慣れたヨコハマと、条件は昨年よりいいはずだ。日本勢の活躍を大いに期待したいところだ。

2回目の挑戦となるパロウ
モトパークから参戦する佐藤万璃音と牧野任祐
車検に並ぶ牧野任祐のマシン
マカオで強さをみせるセオドール・レーシング・バイ・プレマ。カラム・アイロット(左)は優勝候補のひとり。

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