6周目にジェローム・ダンブロシオ(ドラゴン・レーシング)がコース上にストップするが、すぐに再始動したことによりイエローフラッグの掲示のみでレースは続行されている。
 
 トップ2台が3番手以下を5秒以上引き離すなか、3番手争いはターベイを先頭に、6周目にハイドフェルドを攻略したダニエル・アプト(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)、ハイドフェルド、ディ・グラッシ、ブエミの5名が数珠繋がりの様相を呈していく。
 
 15周目、バトルのなかでリヤにダメージを負ったディ・グラッシがピットイン。2016/17年王者が早くも戦線を離脱することに。さらに16周目には3番手を走っていたターベイが突然スローダウンし、ポジションを大きく落としてしまった。これでトップ5はベルニュ、バード、約7秒遅れてアプト、ハイドフェルド、ブエミというオーダーでレース中盤戦に入っていった。

 まもなくレース折り返しを迎える20周目、スタートから終始ベルニュの背後につけ、プレッシャーをかけ続けていたバードが6コーナーでベルニュの隙を突く華麗なオーバーテイクをみせてトップに浮上。
 
 首位を奪われたベルニュはオーバーテイクを許した直後の21周目終わりにピットへ。翌周にはバードもピットに入るが、ピットガレージを行き過ぎるまさかのアクシデントが発生。バードはピットレーンから2台目のマシンに乗り換えることで首位を守ったが、後にドライブスルーペナルティを課せられることとなる。
 
 ほとんどドライバーがピットでの乗り換えを行なったレース後半戦、5番手を走っていたブエミが電源のシャットダウンにより突如ストップ。トップ10圏外にまで順位を落とした。
 
 上位陣では2番手に落ちたベルニュとハイドフェルドが接近戦を展開する間にトップを走るバードが31周目にドライブスルーペナルティを消化。これでベルニュがトップに立つと思われたが、バードがベルニュに対して7秒ほどのギャップを築いていたこと、そして制限速度50km/hのピットレーンが比較的短かったことから両者の順位は変わらず。バードはトップを死守してみせ、そのままトップチェッカーを受けた。

サム・バードがピットでのペナルティを跳ねのけ逆転優勝

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