現在37歳のビョークは、2016年にWTCCヘ転向する前年には、母国のSTCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権で3連覇の偉業を達成。そしてフルタイムで挑んだWTCCでは、ボルボ・ポールスターに初勝利をプレゼントすると同時に、WTCC最後のドライバーズ、チームズ両タイトルを獲得する活躍を演じて見せた。

「2018年シーズンに向け、またこうしてイバン(・ミューラー)とともに働けることを光栄に思う」とWTCC王者のビョーク。

「僕らは2017年に素晴らしい協力関係を築いてきた。その彼とともに新たなレギュレーションのマシンでともにレースを戦うことは、本当に刺激的でモチベーションの高まるニュースだ」

「僕らには新しいことだらけで、学ぶことも多いだろうし、コンペティションのレベルがとても高いことも理解している。しかし僕の目標はただひとつ、勝つことだけだ」

 WTCCから引き続き、WTCRのイベントプロモーターを務めるユーロスポーツ・イベントの代表フランソワ・リベイロは、「イバンは“レジェンド”として、まだまだ一線級の競争力を持っていることは疑いようがない」と、ビッグネームの新シリーズ参戦を歓迎する意向を示した。

「我々はこの新たなFIA WTCRの初年度に向け26台のグリッド上限を設けたが、それは参戦するエントラントの競争力とクオリティを維持するための措置だった。イバン・ミューラーとテッド・ビョークという一流のドライバーが参戦を発表したことで、正しい判断だったと証明されたようなものだ」とリベイロ。

「テッドは参戦2シーズンでWTCC王者を獲得するなど、そのドライバーとしての能力を大いに証明してみせた。イバンはトラックでの戦績より、チーム運営の方に焦点を置いているだろうが、2017年のWTCC最終戦カタールで見せたように、ドライバーとしての競争力も一流であることは疑いようがない」

 結成以降スポーツカーのシリーズで活動してきたYMRは、今後WTCR参戦に向け2台のヒュンダイi30 N TCRのデリバリーを受ける予定となっており、車両製作が完了次第、4月7~8日の開幕戦モロッコに先立ち、テストプログラムを開始する予定となっている。

新型モデルとして、2018年のデリバリーに向け1年を通じて開発テストが続けられてきた「ヒュンダイ i30 N TCR」
昨年からフランス国内のスポーツカー・シリーズなどで自らのチームを立ち上げたイバン・ミューラー
現在、TCR規定の車両開発を進めていると噂されるボルボ・ポールスター。将来的にYMRでの採用もあるか

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